Swiftには変数のvarと定数のletと呼ばれるものがあり、
それぞれ違った場面で使われます。
本記事では簡単なサンプルコードと一緒にSwiftのvarとletの違いについて勉強していきます。
環境: Swift4.2
◾︎あわせて読みたい記事↓↓
✔︎Swift・アプリ開発の勉強法を現役エンジニアがまとめた【おすすめサイト・サービス10選】

定数letの使い方

定数のletは一度初期化すると、後から書き換えることができないものに使います。例えば、円周率など後々変更することがないものに使います。
書き方は、以下の2つです。1つずつ説明していきます。
1 2 3 4 5 6 |
let 変数名: データ型 = 初期値 //書き方① let 変数名 = 初期値 //書き方② let number: Int = 20 //書き方①の例 let num = 11 //書き方②の例 |
どちらの書き方でもOKです。
①の書き方は、データ型を明示的に書いています。Intは整数を扱うデータ型です。
②はデータ型を書いていませんが、11という値からInt型だなという風に自動で判断してくれます。Int以外のStringやDoubleなど、どのデータ型でもSwiftが自動で判別してくれます。
①②の使い分けは、コードの読みやすさで判断して良いと思います。例えば、データ型を明示的に書いておく方が、読む人がわかりやすい場合は①の書き方が良いですし、わざわざデータ型を書かなくても明らかなものであれば②の書き方でOkです。
変数varの使い方
Swiftの変数varの書き方は基本的に、上で紹介したletと同じです。
1 2 3 4 5 6 |
var 変数名: データ型 = 初期値 //書き方① var 変数名 = 初期値 //書き方② var number: Int = 20 //書き方①の例 var num = 11 //書き方②の例 |
varの特徴は、letと違って1度データを入れても、後々データを書き換えられる点です。
1 2 3 4 5 6 |
var num = 11 //初期化 num = 12 //numの値は12に書き換えられる let number = 3.14 number = 5.14 //これはエラーが出ます。 letは書き換えられない。 |
varで定義された変数numは、書き換えることができますが、letで定義されたnumberは書き換えることができません。
・letは1度データを入れると書き換えができない
・varは後々データを書き換えることができる
終わりに
以上Swiftのvarとletの違いについて、それぞれの使い方と違いを説明しました!
◾︎あわせて読みたい記事↓↓
✔︎Swift・アプリ開発の勉強法を現役エンジニアがまとめた【おすすめサイト・サービス10選】
