本記事ではSwiftの乱数のあれこれについて勉強していきたいと思います。
環境: Swift 4.2
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乱数の意味[Swift]

乱数は英語で、random numberと言い、ランダムな数字という意味です。
Swiftでは乱数を生成することができます。下で乱数の使い方をみていきましょう!
乱数の使い方[Swift]
Swift4.2から乱数の生成の方法が変わりました。
Swift4.2以前は、arc4random()というC言語から引っ張ってきたメソッドを使っていました。これには他の言語から持ってきたものであったりと、若干問題があったようです。
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//arc4randomの例 import Foundation let num = arc4random() % 10 print(num) |
Swift4.2からはSwift独自の乱数生成メソッドが追加されました。使い方をみてきます。
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let a = Int.random(in: 0 ..< 10) //0から9までで整数(Int)の乱数 let b = Int.random(in: 0 ... 10) //0から10までで整数(Int)の乱数 let c = Float.random(in: 0 ... 1) //0から1までで少数(Float)の乱数 let d = Bool.random() //trueかfalseかランダム |
乱数は範囲(0~10など)を指定して生成します。また真偽値(Bool)にも使うことができます。
配列や辞書から要素をランダムに取り出す
Swiftでは配列や辞書の要素をランダムに取り出すメソッドが使えます。
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//配列からランダムに取り出す let names = ["a", "b", "c", "d", "e"] let random_name = names.randomElement() //辞書からランダムに取り出す var prices = ["りんご": 220,"メロン": 600, "バナナ": 300] let random_price = prices.randomElement() |
配列or辞書.randomElement()
でランダムに要素を取り出すことができます。
配列・辞書のシャッフル
Swiftでは配列の要素の並びをランダムに並び替えることができます。
配列.shuffle()
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var names = ["a", "b", "c", "d", "e"] names.shuffle() |
おわりに
以上でSwiftの乱数についてざっくりですが解説してきました。
・Swiftで乱数はランダムな数字という意味
・Swift4.2から乱数の生成方法が変わった
他にもSwiftに関する記事を書いているので参考にしてみてください〜
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