【20代で資産形成】財務諸表のお話

みなさまこんばんは。

今回はどの企業に投資するかを考えるために見る決算書について書いていこうと思います。

4種の財務諸表

決算書は基本的に以下の4つの財務諸表から構成されています。

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュフロー計算書
  • 株主資本計算書

今回は貸借対照表と損益計算書についてお話し致します!

それはなぜか。私がキャッシュフロー計算書と株主資本計算書についてまだ知識が浅いからです笑

貸借対照表と損益計算書についてもまだ入門レベルですが、同じような立場の方になら少しだけご説明できれば良いなと思います。

貸借対照表

貸借対照表はバランスシートとも呼ばれ、B/Sと省略して書かれることが多いです。

B/Sについて簡単に述べると、

「会社がどうやってお金を調達して、それがどのように会社の中で存在しているか」を表しているものです。

以下の表をご覧ください。

あくまで例なので非常に薄い内容の貸借対照表ですが、大まかな項目はこのようになります。

表の右側が、「どのようにお金を集めてきたか」を示しており、左側は「集めたお金がどう変化して会社の中に存在するか」を示しています。

例えば、右側の長期借入金は文字通り数年かけて返済していく借金になります。

借金って良くないイメージがあるかと思いますが、会社を大きくするにはお金を借りてまでたくさんお金を投資しなければならないのです。

分かりやすいのは自社工場を持つメーカーが、更に生産量を増やすために工場を新設する場合ですかね。

長期借入金は、数年かけて返済する借金と申し上げましたが、逆に考えると「返済するまで何年かかけて良い」わけです。

工場を作るのに目が飛び出るほどお金が掛かりますが、投資した分を利益でカバーするには何年もかかります

だから何年か待ってくれる長期借入金を利用するわけですね。

利益で返済が完了したらあとはそのまま会社の利益になります。

つまり、会社が一気に成長するんです。

だから企業はお金をかけて投資します。

話が逸れてしまいましたが、ここでいう資金調達はもちろん借入金ですよね?

そしてその借入金が、左側の工場に変化して社内に存在している。

これがB/Sの仕組みです。

つまり、集めたお金と社内に存在するものの合計は同じになるはずですよね?

そのため、バランスシートと呼ばれています。

細かくいうと、Balanceが「残高」を意味するので、B/Sを直訳すると残高試算表ということになります。

でもバランス(=均衡)であるからB/Sなのだ、という方が覚えやすいのでどちらで覚えても問題ないと思います。

損益計算書

次は損益計算書です。

これは1年間を通して、どんな方法でどれだけお金を稼いだかを示す財務諸表のことです。

貸借対照表は仕組みを理解するのが難しいですが、こちらはわりと簡単です。

以下の図が損益計算書の例です。

営業利益とは、本業でどれだけ稼げたのか、本業はどれだけ稼ぐ力があるのかを示しています。

例えば自動車業界ならば、「自動車を製造・販売して手に入れたお金が本業で得た利益」となります。

この営業利益に、本業以外で稼いだお金を足したのが経常利益です。

経常利益はよく「ケイツネ」と呼ばれるのでもしかしたら聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

本業以外でどうやって企業が稼ぐのかというと、よくあるパターンとして、

  • 他の企業に投資(株式を購入)して、配当金を貰う
  • 他の企業にお金を貸して、その利息を受け取る

という2つの方法が主です。

他にも不動産を保有して、貸し出していれば賃料は営業外利益になります。

※不動産を貸すことが本業なら、この賃料は本業で稼いだ利益になりますのでご注意を。
今回はあくまで、自動車製造が本業の企業という体でお話ししております。

ちなみに、逆に他の企業が自社の株を持っており、配当金を支払うときは営業外費用になります。

これらの営業外収支は、本業ではないけれど収益(or支出)がほぼ確定しているときに計上されます。

じゃあ営業利益にも経常利益にも当てはまらないものはどうするのか。

ここで特別利益、特別損失という考え方がでてきます。

これらは毎年継続して得られる、もしくは支払うものではなく、一過性のものを計上します。

例えば、自動車製造を行う企業が、部品製造の部門を他社に売却するとしましょう。

その事業はもう売ってしまえば自社にとって何の利益も生み出しませんから、この利益は一過性のものなのです。

つまりこれは特別利益として計上されます。

反対に、災害などで工場が壊れてしまった場合、その復旧に掛かった費用は特別損失として計上されます。

災害はなかなか予測出来るものではないですからね。

誤解を恐れずに言えば、

特別損益とは「イレギュラーな収入または支出」のことを指します。

特別損益までの計上が済んで、それでも利益が余っていればそこから税金を支払います。

(ここで利益が残ってないと普通に赤字です笑)

税金を差し引いて、本当に最後に残った利益を「当期純利益」と言います。

これが会社の自由にできる余剰のお金になります。

ここから株主に対して、配当金を支払ったり、資本として蓄積したり、長期借入金の返済などを行います。

こうして企業は着実にお金を稼いで継続的に成長することが求められます。

このような財務諸表から経営状態を読み取って投資を行うのが株主なのです。

つまり財務諸表とは、企業の成績表なんですね。そして株価は評定みたいなものです。

頑張って良い成績を残せば株価は上がるし、逆に赤字になると下がってしまいます。
(本当はもっと複雑ですが、私が十分理解できたらここらへんもお話し出来ればと思います。)

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は貸借対照表と損益計算書についてご紹介しました。

これらの財務諸表は企業がどれだけ稼ぐ力があるのか、うまく舵取りがなされているかなどを数字から読み取る、企業の成績表です。

理解して読むことができればその企業が優良なのかどうかが判断でき、投資の成功率も高まるのではないかと思います。

私が投資を始めるまでにはきちんと分析できるようになって、結果を皆さまと共有し、いっぱい議論できたら最高に楽しそうだな、なんて妄想が捗ります笑

どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

それでは!!

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